
仮想通貨について、前々から興味はあったけど、そもそもどうやって始めたらいいのか・・・?
まずは簡単な流れについて知りたいという方のために、仮想通貨取引きの始め方を簡潔にまとめました。
1. 仮想通貨の始め方
仮想通貨とは、インターネット上での買い物や送金、他通貨への換金が可能な実態のない通貨です。
簡単に言ってしまうと、手に取ることのできる現物としての通貨ではなく、デジタルな通貨ということになります。
仮想通貨の取り引きを始めるには、取引所での口座開設が必要になります。
口座開設と言っても、インターネット上で完結しますので 必要なのは身分証明書のコピー(スマホで写メして添付)のみで、後はスマホかパソコンから名前や住所等の必要事項を画面の指示通りに入力するだけなので、ゆっくり作業しても10分もあれば完了します。
実際にやってみると分かるのですが、口座開設ってこんなに簡単なのか、と拍子抜けしたのが筆者の感想です。
2. そもそも取引所って何?
仮想通貨を売買するのに「取引所」と「販売所」とがあります。
どちらも仮想通貨の売買(法定通貨との交換)をしているのですが、売買方法は全く異なります。
ここでは「取引所」と「販売所」の違いの説明をします。
「販売所」は、あなたと仮想通貨取引所との間で売買をおこなうところになります。
具体的には販売所が提示している金額で仮想通貨の売買を行います。
「スプレッド」と呼ばれる手数料がかかり、少し割高になってしまいますが、あなたの買いたいとき、売りたい時に確実に売買ができるため、初心者にも簡単に仮想通貨の売買が行えます。
仮想通貨の売買に慣れるまでは販売所にてやり取りの感覚を養うのもよいかと思います。
一方で、「取引所」は、仮想通貨の売買に「板」と呼ばれているスペースに自分が売買したい金額を提示するか、提示されている金額で買うかの自分の好きな方法で売買ができます。
少々、慣れは必要ですが、販売所より安く仮想通貨の購入ができます。
販売所、取引所それぞれに長短所があるのでお好みで使い分けるのも楽しいですよ。
参考までに、主な販売所と取引所を紹介します。
(1) GMOコイン
まずはGMOコインです。
GMOコインは販売所の売買形式で、アプリも使いやすく、各種手数料が無料となっています。
更にビットコインのみとなりますが、取引所での板の売買もおこなっています。
販売所での取り引きに慣れた後は、取引所での売買もやってみるといいかもしれません。
中上級編として、小資金で短期間で稼ぐことも可能な仮想通貨FXもできます。
初級者から上級者まで幅広く対応しているバランスの取れた取引所と言えます。
(2) ビットバンク
次に取引所のビットバンクを紹介します。
板取引で金額を提示し、「板」を作っていく人達を『メイカー』と呼んでいます。
逆に、提示されている数字で売買する人を『テイカー』とよんでいます。
メイカーの手数料が、マイナス0.05%となっています。
マイナスということは、つまり、取引をすればするほど手数料分もプラスになりあなたのお金になるんです。
チャートも自由度が高く、インジケーター等も豊富にあり、あなたの好みに合わせた調整も可能です。
この取引所のアプリも完成度が高く便利なこと、このうえなしの出来です。
仮想通貨リップルの取引高が世界一位になったことやセキュリティも世界一に認定されたりと信頼のできる取引所と言えるので選択肢の1つとして検討してもよいかと思います。
(3) ビットポイント
最後にビットポイントの紹介をします。
ビットポイントの親会社は、株式会社リミックスポイントで、東証2部上場の会社です。
ビットポイントはスマホアプリに対応しています。
アプリが直感的で操作がしやすいです。
何となく触ってもすぐに慣れるほど分かりやすいです。
取引手数料と送金手数料が無料となっています。
手数料無料は、使えば使うほど、そのありがたさが実感できますよ。
FX取引きも可能で、MT4が使えるため自動売買ができます。
FXの初心者も余剰資金があれば、MT4に任せて不労所得を味わってみてもおもしろいかと思います。(少額から始めましょう)
セキュリティのレーティングは上から6番目の「A」です。
何だ6番目かぁなんて思わないで下さいね。
Aは銀行と同じ位置づけなんですよ。
十分なセキュリティと言えるでしょう。
また、定期的に行なっているイベントでは、5万円の入金で3000円相当のビットコインがもらえます。
参考記事: 『選ぶならこれ!取引所・販売所3選』
3. 仮想通貨を手に入れる方法は?
基本的には、「取引所」・「販売所」で購入(法定通貨を仮想通貨に換金)します。
その他にも仮想通貨を手に入れる方法はいくつかあります。入手方法をまとめてみました。
(1) マイニング
マイニングという作業でビットコインがもらえます。
マイニングは、採掘という意味で、世界中でおこなわれる仮想通貨取引きの承認操作として、パソコン処理にて暗号解読計算をおこない、最初に解読した人に新しく発行されたビットコインがもらえます。
しかし、参入者が増え計算式も複雑になり、個人で報酬を獲得するのが難しくなっています。
チームを作ってマイニングを行うか、マイニングをしている企業やチームに出資をし報酬をもらう「プールマイニング」を行うのがよいでしょう。
(2) ICO
ICO(Initial coin offering:新規仮想通貨公開)で企業が発行するトークンを購入する方法です。キャンペーン等でもらうこともできます。
トークンを購入するには、国内の取引所でイーサリアムを購入し、ICOのトークンと交換するのが一般的な方法です。
「トークン」とは企業が発行する独自の仮想通貨のことです。
トークンの購入によって、売買による差額のキャピタルゲインを得ることができたり、企業からのサービスを受けることもできます。
もともと、ICOは、新たな企業の資金調達法として始められました。
しかし、ICOの欠点は、企業が倒産、もしくはプロジェクトが頓挫した時にトークンが価値を失ってしまうことや簡単にお金を集めることができることから、お金をだまし取る詐欺目的のICO案件が多くあることから安心して売買ができないのが現状です。
法整備が整い安心してトークンが購入できる環境が整うのを期待して待つしかありません。
(3) その他
・各種サービスなど
仮想通貨をもらう方法は、まだいくつかあります。
ピタコインというサイトは、毎日朝7時のビットコインの価格が前日より高いか安いかを予想し当たればビットコインがもらえます。
1週間を一区切りとしており、連続正解をすれば更にボーナスでビットコインがもらえます。
仮想通貨のニュースやユーザーの活発なやり取りがされているチャットなどが充実しており、無料で参加できるので試してみてはいかがでしょうか?
もう一つはタダコイン。
こちらは、サイトの性質を分かりやすい名前で表現してますね。
日本発のビットコインのfaucet( フォーセット )です。フォーセットとは、無料で少しずつ仮想通貨が貰えるサイトの総称で、30分など一定時間が過ぎればビットコインがもらえるシステムになっています。
無料登録するだけでビットコインがもらえるなんておもしろいですよね。
こうしたコンセプトのものは、海外では昔からあるジャンルなのですが、英語が読めないと分かりづらかったり、翻訳サイトも少々分かりにくいといった欠点がありましたが、「タダコイン」は日本発のサイトなので私達日本人に分かりやすい日本語で書かれていますから、安心です。
ビットコインをもらう方法として、①確実にもらうボタンと②0(ゼロ)か2倍増のどちらかになるボタンの2種類があり、どちらか選べます。ギャンブルとしての楽しみ方もあります。
サイトに提示されている、ダウンロード等をしてたくさんコインがもらえるポイントサイトとしての一面もあります。
決められた条件をクリアしていけば、ランクアップしてもらえるポイントが増えていきます。
ポイントサイトに抵抗のない人なら、チャレンジしてもいいかも。
無料でもらえるのでお金をかけたくない人にはおすすめです。
→ 「タダコイン」
4. まとめ
以上、仮想通貨の始め方について、簡単に紹介しました。
欲を出して大きく稼ぐというよりは、まずは、仮想通貨の取り引きに慣れることを目的に少額から始めてみてはいかがでしょうか。